越後酒造場のある町、葛塚

越後酒造場のある町、葛塚くずつか

葛塚の変遷Transition of Kuzutsuka

葛塚くずつか町」時代(~1955年)

1731年までの葛塚は沼地でした。新発田藩藩主の溝口氏が福島潟を渡っていたとき、石動いするぎ神社の場所だけが小島になっており、そこに葛の花が群生して咲いていたので、「葛塚」と名付けられた、と伝えられています。

1731年の大洪水で松ヶ崎掘割が決壊して阿賀野川本流となり、阿賀野川が日本海に直結することで水位が下がり、結果として周辺が干上がって広大な土地が生まれました。
そこに葛塚町が形成されたのです。

「豊栄」時代(~2005年)

北蒲原郡葛塚町、木崎村、岡方村の3町村が合併し、豊栄町(人口:26,122人)に。
平安時代から鎌倉時代初期に、平氏の一族城氏がこの地方を開拓し、豊田の庄と名づけた後、東大寺に寄進されました。その旧名から「豊」の一字を採り、豊かに栄えるようにとの願いを込めて、新町の名を「豊栄」に決めたそうです。

昭和45(1970)年に豊栄市になっています(人口:32,715人)。

新潟市北区時代(~現在)

2005年に新潟市が政令指定都市になるのに合わせ、北区に編入されました。(新潟市の人口:81,3780人 北区の人口:78,174人)

旧豊栄市のデータAbout Toyosaqka

シンボル 花…アヤメ
木…ケヤキ
鳥…ヒシクイ
日本一 国の天然記念物、「ヒシクイ」の福島潟への飛来数は約3400羽と日本一
「オニバス」の自生の北限
名産 1.「仏壇」、伝統的工芸品指定の手作り製品

2.「地酒」、越後酒造場のお酒は豊栄の名産品です。お立ち寄りの際はぜひお土産に!

3.「コシヒカリ」・「みそ」・「醤油」、古い伝統をもつ、風味豊かな優良品

4.「トマト」、「にんじん」、「メロン」、国の産地指定品目

5.「焼きなす」
焼きなす専用の茄子。普通のものに比べて大きく、
皮が向きやすくて大変美味しい。全国でも新潟市北区の木崎地区で
しか生産されていない、門外不出の種。

6.「チューリップ漬け」、チューリップの球根を利用した漬物

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